老後を
考えた家
母親室はベッドで横になっていても隣室の様子がよくわかる INDEX NEXT
母親の介護を長男と姉二人で分担してきたが、身体的な姉の負担が増す結果となり長男は困り果てた。その結論がこの建物であった。
それは一階部分の賃料収入を姉に生活の保障として差し出す事であった。
二人で共に苦労する事では有るが、なかなか出来る事ではない。
二階
踊り場
花火が見える
家を建て替える動機は人それぞれですが、Sさんの場合はお母様のためでした。
現在、お母様は車イスで毎日通院されており、Sさんのお姉さんが付添いやお世話をしています。
そんなお母様のことと、自分の老後も考えての家づくりです。住宅が密集し、人通りの多いこの場所の地の利をいかし、通りに面した南側の1階は2軒分の店舗にして、収入が得られるようにしました。一方、玄関や各居室は道路とは逆の北側に配置し、2階への階段も玄関からすぐの場所に。また、階段には昇降機も取り付けられています。生活の中心である2階は、すっきりと広い居間・食堂、キッチンとお母様の部屋、さらに介護しやすいよう水まわりもここにまとめられました。
なお、1階は店舗の壁を抜けば2DKKとしてつくり変えることもでき、生活に合わせた住まい方ができるよう、将来も考えた設計がなされています。
長男の書斎・BR